【転職検討中の方向け】 転職しないリスクを書き出してみよう!!

転職検討中・準備編

ほね (転職検討中)ほね (転職検討中)

こんにちわ。
転職しようかどうか迷ってるんで相談乗ってくれますか?

またたび
またたび

こんにちわー。もちろん乗るでー!
どうしましたか?

ほね (転職検討中)
 ほね (転職検討中)

今より良くなるんなら転職も視野に入れたいなーって思ってます。

大転職時代って言うし。。。でも転職にはリスクもあるので、今より悪くなる場合もあるって

考えたら、腰が引けちゃって。。。。

またたび
またたび

せやなー。もちろん、転職にはリスクもあるけど、
転職のメリット・デメリットだけを考えるんじゃなくて、
転職しない場合のリスクも書き出してみると考えも纏まるでー!!

 

転職するリスクと転職しないリスク

転職することによるリスクはみんな考えますよね。

  • 新しい人間関係になじめるだろうか?
  • 今より労働環境がきつくなるのでは?
  • 年収が下がったらどうしよう?
  • 自分の実力じゃ、他の会社では通用しないんじゃないか?
  • 転職に失敗して、キャリアがボロボロになるんじゃないか?

など、転職先の未来に不安を感じる人は多いでしょう。

しかし転職しない場合の人生においてリスクがないわけではないですよね。

今現在、現職に特に問題を感じていない方は、
転職しないリスクをそこまで深く考えることは少ないでしょう。

今回は転職しなかった場合のリスクも掘り下げて考えてみましょう。

大前提:世の中の流れを理解する

人生100年時代・75歳~80歳まで働く時代へ

今までの人生80年の人生では、定年は60歳、さらに5年間の定年再雇用を経て、65歳で引退。
その後の15年間は年金をもらいながら余生を送るという設計でした。

今後は人生100年時代人口減少少子高齢化における労働生産力の減少
さらに年金の給付額の減少を背景に、75歳~80歳まで働くことが当たり前の世の中に変わります。

終身雇用制度の崩壊の流れ

日本を代表するトヨタ自動車の豊田章男社長経団連の中西宏明会長が、「終身雇用の限界」を訴えている。

終身雇用は世界的にみて日本特有の制度で、1950年頃に導入されたが、
これは元々右肩上がりの経済成長が前提で成り立つ制度です。
失われた20年といわれる、20年・30年ほぼ経済成長していない今の日本において、
家族のように社員を引退まで雇い続けることは体力的に厳しくなっています。

今の会社に引退まで雇ってもらう目論見は危険だと認識する必要があります。

定年制度の延長・廃止で70代でも活躍できる社会に

一つの会社で働きつづける終身雇用は難しいが、
一生涯現役社会の実現に向け、定年制度の延長や廃止の広がりを受け、
70代でも活躍できる世の中になっていきます。

ただ70歳でも時代にあったスキルを身につけておかないと、
肉体的に厳しい仕事や、単純作業などの仕事しかできなくなることでしょう。

よい仕事に就くには
リカレント(学びなおし)リスキル(新しいスキルの習得)が必要な時代に突入しています。

年功序列制度→JOB型雇用(成果主義)へ移行

年功序列とは、
個々の実力や成果ではなく、勤続年数や年齢を重視して役職や給与を決定する社風や人事制度です。

これが終身雇用の崩壊と同様に、昨今大きな変革期を迎えています。
それが成果主義やJOB型雇用の導入です。

ジョブ型雇用とは、従業員に対して職務内容を明確に定義し成果で評価する雇用制度です。
欧米諸国で広く普及しています。
ジョブ型雇用では、同じ役割・同じ責任の仕事をするなら、25歳であろうが55歳であろうが、
給料は変わらないということになります。

企業側からすると、
働かないおじさんや、給料だけ高い能力の低いおじさんを駆逐できるメリットが大きいです。

まとめると、

  • 80歳くらいまで働く(働ける)可能性があり、
  • 1社で引退まで雇い続けてもらうのが難しくなり、
  • リカレント・リスキルをしっかりして成長しないと、
  • JOB型制度で、給料が下がってしまう!!

個人の成長・価値・人生における転職しないリスク

個人の成長や市場価値・人生の面からみて、
転職しない場合のリスクとして、どのような可能性があるか考えましょう。

成長をせずに、年齢だけ重ねるリスク

もしあなたが、今の会社で数年成長を感じていないなら、これからの時代大変苦労する可能性大です。
新しいことに挑戦できない環境や、過去の貯金だけでできている仕事になっていないでしょうか?

また教育制度が充実した会社においても落とし穴があります。

日系企業の総合職では社内での活躍を想定した教育制度のため、
転職後に他の会社では過去の経験が通用しないこともよくあります。

人間関係が広がっていかないことに対するリスク

複数の人脈がビジネスにおいても、豊かな人生においても大事だと証明されています。

もちろん、居心地のよい人間関係で毎日変わらない日々を過ごすのもよいですが、
新しい出会いによって、あなたの人生に大きな影響や与えてくれることもありますね。

心配しなくても転職しても、前職の人間関係を失うわけではありません。

年収が大幅に改善できないリスク

もしも、現職の会社からの給料に不満がある方ならば、
JOB型雇用導入ぐらいのビッグイベントがない限り、その不満は解消する可能性は少ないでしょう。

会社の給与の基準があり、昇給の幅も決まっているため、
10年経っても年収に不満を持ち続ける可能性が高いと考えてもいいでしょう。

給料水準は、経営の意思で決まるので、給料水準の高い会社を転職なら選ぶことができます。

一つの会社の常識しかわからなくなるリスク

40代や50代で初めて転職した方が、転職先のカルチャーギャップに苦しむことがよくあります。
転職先がおかしい可能性もありますが、前職が世間とずれてる可能性も大いにあります。

一つの会社に20年近くいると、
その会社の常識が正となるため、違う環境に変わると、適応できなくなっていくリスクもあります。

転職を一度もしたことが無い方への市場価値が下がるリスク

一昔前まで、転職したことの無い綺麗な職歴な方が人気でしたが年々その傾向は薄れてきています。

昔ながら日系の大手企業では、今でも高学歴・20代・初めての転職の方と今でもリクエストがありますが、
大転職時代に突入した今後、この先、転職経験の無い方の見られ方は、大きく変わってくる可能性もあります。

転職経験のある人のほうが、

  • 行動力がある
  • 柔軟性がある・変化に適応できる力がある
  • 1社の実績だと、個人の力でなく会社の力だと思われるが、
    2社で実績を出してたら、個人の力と評価されやすい。

 

ほね (転職検討中)
   ほね    (転職検討中)

ひゃーーー!!

現職に大きな不満無くても、こんなリスク含んでるんですねーー。

またたび
またたび

その他にも、会社の将来性もしっかり書き出してみ!!

 

業界の縮小・競合との優位性・経営者の交代とか、あとは年功序列の強い会社なら、出世できるかどうかの年齢構造とかも把握して具体的に未来をイメージするんやで!

 

ではまた!!

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