あのー内定もらった会社への回答期限が明日に迫ってるのですが、
実はまだ第一希望の会社の結果がまだ出てないんです。。。
ほんなら、内定先へ回答期限の延長をお願いしたらいいやん。
回答期限って伸ばしてくれるんですか?
内定先の事情にもよるねんけど、
8割以上の企業はちゃんと伝えたら伸ばせることの方が多いで。
第一希望の企業の結果がまだ出てないけど、
第二希望やその他の企業からの内定の回答期限が迫っている。。。
転職活動は、併願で複数の選考を受けていると、
スケジュールの関係で、どうしても選考スピードが異なり、
結果の出揃う時期がずれることもよくあると思います。
しっかりと内定条件を見比べた上で納得した上で
どちらかの企業に決めたいと考える人も多いでしょう。
心配しないでください!
15年転職支援したきた経験からすると、
8割以上の確率で回答期限を引き延ばすことができます。
どのような手法をとればよいかみていきましょう!
期限の延長を断られるケース
先にどのような場合、期間の延長を申し出ても断れるかみていきましょう。
次点の候補者がいる場合
募集ポジションが1枠の場合、企業の立場として
二人同時に内定を出すわけにいかないのです。
もし最終選考に進んだ二人とも合格ラインに達していた場合に、
まずあなたに内定を出して、もう一名には結果保留とする事もよくあるのです。
その場合は、あなたが受諾するどうかもわからない状態で
もう一名を長期間待たせることはしたくないのです。
予定の期限で回答してほしいという心理になるのです。
引継ぎの関係などで早く入社して欲しい場合
募集背景が退職者の後任で退職日が迫っており、
引継ぎを考えると早く入って頂きたい事情があるケースだと
断れるケースもあります。
待ったあげく受諾しなかったリスクを考えると
他の方にあたっていく選択を企業はするのです。
面接時との温度感が明らかに違う場合
最終面接時に「内定が出たら入社します!」や
他に受けている企業があるか聞かれても「御社一本です!!」のような
高い温度感を伝えてたのに、承諾の返事が遅い場合に企業は違和感を感じます。
あんなに温度感高かったのに、これ以上回答期限伸ばすの嫌だなとなるのです。
企業や社長がヘソを曲げることもあるので、
あなた自身の信頼性にも関わり、最悪内定取り消しなどのケースもありえます。
内定欲しさに嘘つくと後々しんどくなるから、
他社選考がある場合は正直にうまく伝えやなあかんで
企業側が分が悪いと思い駆け引きをする場合
内定を出している企業が、他社受けの企業より、
自社の方が魅力や条件が劣っていると認識し、
他社の内定が出れば明らかに負けると思っている場合は、
駆け引きに出てくるケースがあります。
「うちが期限を切れば、他社からの内定が保証されているわけではないし、
他社を諦めてうちに来るのではないか?」と考えるわけです。
内定への回答期限を延ばす方法(正攻法)
転職エージェントを利用している場合は、日常茶飯事なので、
うまく延長してくれる事がほとんどです。
余談ですが、
もしも転職エージェントも延長に対して協力的でない場合は、
内定先の企業で強引に決めようとしてる可能性が高いと思ってください。
さて、
自己応募の場合は自身の言葉で延長の交渉をしなければならないです。
基本的には、面接で嘘をついていない事が前提ですが、
以下の方法で伝えてみてください。
正直に併願状況を伝え延長のお願いをする
最も正当法のやり方です。
転職活動の併願応募は当たり前の状況なので、
多くの企業は長過ぎない場合に限り、理解を得れる可能性が高いです。
注意点としては、面接時からな他の応募状況を聞かれたときに、
その時点からしっかる伝えてる事が必要です。
面接時は、「御社一本で他は受けていません!」など伝えていると
辻褄が合わなくなり、企業も不信に感じてしまうため、
併願応募していることに負い目を感じずに正直にお伝えしましょう。
伝え方の例
面接でもお伝えした通り、他の企業の選考があり完了していない状況です。
来週に最終面接が組まれる予定となっております。
御社に対しては前向きに考えておりますが、転職活動に悔いを残したくないので、
他社の結果や条件も確認の上、最終結論を出したいと考えていますので、
回答期限の延長をお願いできないでしょうか?
〇〇日には結論を出せると思います。
※当日や前日など直前過ぎないタイミングで伝える方が印象が良いでしょう。
内定企業にもう1回アポイントを設定する
もうひとつの回答期限の延長の承認を得やすい行為としては、
内定企業に対して下記のようなイベントを設けることです。
- オファー面談(条件などの詳細説明の場)
- 現場の社員との面談(面接官ではなく現場の生の声を聴きたい)
- 工場見学・オフィス見学・ショールーム見学など
これらは内定企業への前向きに検討している姿勢を見えながら、
回答期限の延長を望めます。
またコツとして、
そのアポイントの日程を遅めに設定することで、相当数の日数延長することができます。
伝え方の例
頂きました採用条件や今後のキャリアステップについて、
詳細を一度ご説明頂く時間を頂けないでしょうか?
その上で、決断をさせて頂きたいと存じます。
内定のご連絡有難うございます。
大変恐縮なのですが、内定承諾の決断に当たって、
一緒に働く部署の方との面談を希望することはできますでしょうか?
面接頂いた人事の方や社長様を通して御社の魅力を感じておりますが、
働く現場の方の生のお声も聴き、イメージを固めたいと感じております。
この度は内定を頂き誠にうれしく思っております。
大変差し出がましいお願いになるのですが、
選考フローが2度ほどWEB面接だったため、
実際に働く場所を見たうえで決断したいと考えていますので、
オフィスを見学させて頂くことは可能でしょうか?
その上で、お返事をさせて頂きたと考えております。
やってはいけないこと
内定承諾後の辞退
承諾してから断ってはいいかと安易に考えていけません。
これは憲法上問題なくても、禁じ手です。
中途採用の場合は多くの方に迷惑が掛かるのでやめましょう。
縁起でもない嘘をつくこと
身内に不幸があったためや、入院することになったためなど、
縁起の悪い嘘をつくことも気持ちよくないのでおすすめできません。
まとめ
・内定への回答期限は一般的には1週間~2週間。
・8割の企業は多少の延長には応じてくれます。
・正当法のやり方で対応する事が大事。
・前向きさも出しながら正直に併願状況を伝えお願いする。
・内定企業へ、オファ面談・現場社員との面談・オフィス見学等の
アポイントを遅めの日程で申し出る。
転職は人生を左右するから、
悔いを残さない決断をすることが大事やで!!
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