知り合いの会社に誘われた! リファーラル雇用の注意点!

転職お役立ち情報

 

  はちみつ  (求職者)
  はちみつ  (求職者)

あのー、友達に「うちの会社に来ない」って誘われたんですが。

またたび
またたび

そうなんや。
ほんではちみつさんはその会社の事どう思ってんの?

  はちみつ  (求職者)
  はちみつ  (求職者)

よくわからないんですが、
友達が気持ちよく働いてるらしいんで、いいかもと持ってます。

またたび
またたび

そんな、浅い考えでは失敗するで!!
リファーラル採用で失敗してきた人をたくさん見てきたんや。
今のはちみつさんは浮かれてて視野が狭くなってるで!

ほんな、今回は知り合いの会社に誘われた時の注意点を伝えていくでー!!

広がるリファーラル採用

「リファーラル採用」とは、企業の立場からは、
自社の従業員に採用候補者を紹介してもらう採用方法のことをいいます。

昨今、企業の人手不足を解消する新しい採用手段として
リファーラル採用に積極的に取り組む企業が増えてきております。

一方で、毎日のように転職相談を受けている私の立場では、
知人に誘われた会社で長続きしなかった方たちを日頃からよく見受けられます。

なぜ、信用して入った会社での転職で失敗するのか、
注意するべき点などをお伝えしていきます。

企業視点でのリファーラル採用のメリット

まずは採用する企業側の立場からリファーラル採用を活用するメリットを
考えてみます。
有名企業も導入するほど、企業側には多くのメリットがあります。

転職市場にはいない「潜在層」にアプローチできる。

自社の従業員が、自身の人脈に対してアプローチしてくれるため、
既に転職活動を開始している人だけではなく、
転職市場にはいない優秀な人材へも接点を持てるメリットがあります。

その場合、他の会社を受けずに自社だけを受けてくれる事も多いので
高い確度での採用を進めることができます。

採用の安全性が高い

従業員の知り合いということもあり、人物的な最低限の信用が保障されるため、
安心して採用できます。

紹介した従業員に、インセンティブを支払う会社もありますが、
従業員の立場としては、いくらお金をもらえるからといって、
あまりにも仕事のできない方や、変な方を紹介しては自身の社内での評価に響くため、
その従業員から見てまともな方を紹介してくれる可能性が高いといえるでしょう。

採用コストを抑えれる

採用にはコストがかかります。

人材紹介会社を利用すれば、一人採用するのに、150万円以上はかかります。
また求人媒体に掲載しても、効果に限らず数十万~数百万必要となりますので、
従業員の紹介で採用できれば、その従業員へ数十万のインセンティブを支払っても
コストを大幅に抑えることができます。

 

またたび
またたび

もちろん、企業側にもデメリットはあるで。
急な募集には向いていない。
同じタイプの人材が集まりやすくなる。とかやな

求職者視点でのリファーラル採用のメリット

求職者にとっても、リファーラル採用のメリットは多くあります。

選考のハードルが低くなる。

企業側からすると自社の従業員の紹介という信用があるため
人物面のチェックが甘くなることがあります。

初回から前向きな採用姿勢で、面接というより自社の説明や
採用条件に比重を置いた面接になることがよくあります。

なかには選考らしい選考はまったくなく顔合わせのみで採用になるケースも
珍しくありません。

社風や労働環境のリアルがわかる

繕った会社の良さではなく、知人から実際の会社の良いところ・悪いところ
労働条件の実態などを、内部の声として把握することができます。

通常の面接では聞きづらいことも、気心知れた友達には聞きやすいですからね。

入社後、社内の人間関係を構築しやすい

入社後に知り合いが1名いるところからスタートできるため、
社内の人間関係の構築もしやすいという点もメリットもあるでしょう。

求職者視点でのリファーラル採用のデメリット

メリットは想像つきやすいと思いますが、デメリットもあるあるなので、
しっかり理解して考えましょう。

周囲の期待が大きくなりすぎるケースもある。

仕事のできる従業員から紹介された場合だと、
「〇〇の知り合いなら、当然仕事できるだろ!!」と期待が大きくなる事もあり、
その期待が強いプレッシャーに感じる方もいるでしょう。

ミスマッチを感じても知人の面子もあるので退職しづらい。

紹介者してくらた友達や知人の顔に泥を塗ることになるため、
強いミスマッチを感じた場合にも早期に辞めることを我慢しなくてはならない。

年収面や条件の交渉がしにくい

年収面では紹介者の手前、心理的に紹介者とのバランスをとる企業も多いため、
年収面や条件面ではそこまで強い交渉が効かないケースもあります。

リファーラル採用で失敗する最大の要因

今回、最も伝えたいことですが、リファーラル採用で失敗する方の最大の要因は、
「かなり視野が狭くなっている状態」で転職を決断している事です。

通常の転職活動に比べて、視野が狭くなりなりやすいのがリファーラル採用です。

  • 自身のキャリアの志向性を置き去りにして、働きやすさや年収だけで決めてしまう。
  • キャリアの棚卸や将来について整理するフローを踏まずに進めてしまう。
  • 知人が働いている安心感から、普段より危険センサーが働かない。
  • 良い会社だったとしても、他にもっと良い会社はたくさんあるということが抜け落ちている。
  • 知人と自分は、仕事の力も遣り甲斐も同じでないという認識を考えれない。
  • 知人は、会社の財政状況までは把握していない場合もある。

いかがでしたか?

冷静に広い視野でその会社に入るべきか考える必要がありますので、
一人でもこの記事を見ていただき落ち着いて頂いれば幸いです。

  はちみつ  (求職者)
  はちみつ  (求職者)

危なかったーー。。

もう内定承諾書にサイン押しかけてました。。。。

またたび
またたび

入社後の自分のキャリアを考えたうえで、
その会社が適切ならいいと思うでー!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました