あのー、面接の時に長所・短所って聞かれるんですけど、
「短所」って何て答えてたらいいか難しいですよね。
そうやなー。
ちなみに、はちみつさんの短所ってなに?
「熱しやすく冷めやすい」ってとこですかね。
あとは周りから、「マイペース」ってよく言われます。
それは、面接で正直に言わん方がいいなー。
仕事に冷めてもらったら、たまらんからなー。
やっぱり会社の組織に入れる立場からしたら、避けたい性格もたくさんあるからなー。
短所を聞かれても、真面目に弱点をさらす必要はない!!
面接の「あなたの長所・短所」を教えてください。
定番の質問にはなりますが、
私が候補者の方と面接対策をした際に、短所に関しては伝え方をよく修正させて頂きます。
人生を左右する面接の場で、
わざわざ本当にマイナス評価につながることを言うべきでないと考えているからです。
面接官は何を知りたくて「短所」を聞くのか?
- 求める人物像にマッチするかどうかの見極め
- 長続きするかどうかの見極め
- 仕事内容や社風に適しているかの見極め
- 面接の印象や、適性検査の性格診断との答え合わせ
- 自己分析をできており、それにどう向き合ってるかの確認
もちろん、面接官や会社にもよりますが、基本的に自己分析できてるとかより、
キャラクターが求める人物像にマッチしているかどうかという点の確認の比重が高いでしょう。
企業はありのままの貴方に興味はない!
企業に「ありのままの自分を受け止めてもらいたい」っていう考えは捨てましょう。
「うちの会社で活躍できるかどうか」って目線で選考をしているわけなので、
社会人として、会社員として向いていない事はを言うべきではない!
短所は直らないと知っている!
人事や教育に精通している人ほど、短所はそんなに簡単に克服でないと知っています。
よく就活本や転職本に「努力や工夫でカバーしている」点をセットでお伝えしましょうとありますが、
ほとんどが簡単に克服できないのが事実です。
世の中も短所を克服ではなく、長所を伸ばそうという教育にも推移していますよね。
なので仕事をする上で、また組織人として特に致命的な内容は伝えない方がベターです。
伝えない方がいい短所 具体例
具体的に特に面接でカバーしきれない短所をお伝えしていきます。
頑固!!
頑固な方を好きな企業はないと考えていいでしょう。
企業が好きな性格は、素直です。
教育のしやすさ・今後の成長の伸びに期待できるからです。
職人や料理人・芸術家の世界では頑固が後付けで評価されることはありますが、
会社組織においては頑固は邪魔と考えます。
就職本・転職本で「頑固」を「こだわりが強い」と言い換えましょうとありますが、
「こだわりが強い」もほとんどの職種であまりいい印象を与えないです。
短気!!
これは説明要らないと思いますが、たまに言う人がいます。
正直ですが、仕事だけでなく短気な性格がプラスにはたらくことは何もないですよね。
神経質!!
環境の変化や刺激に対して、過敏に反応しやすい性格で、細かいところまで気になる方も
一緒に働きたいと思われにくいでしょう。
実際は、頑固や短気と違い
神経質な性格が向いている職種は多数あると思いますし、仕事ができる人も多いでしょう。
だがしかし、会社や上司の立場として、あまり細かいところまで突かれるのも嫌だし、
繊細でストレス耐性が弱いイメージを抱く人が多いので、言わない方がベターです。
どうしても同じ意味でいうなら心配性っていう表現ならカバーできます。
マイペース!!
マイペースは多少の愛嬌はあっても、
仕事の上ではマイペースが良いと思われることはないでしょう。
- こっちの都合を考えずにグイグイくる
- 周りが取り掛かっているのに、のんびりしている
- 自分のことだけしか考えていない
飽きっぽい!!
「飽きやすい」「熱しやすく・冷めやすい」なども、
できるだけ長く働いてもらいたいと採用活動するので、こちらも面接では致命的な短所になります。
継続力がだいたい評価されるので、
その反対の意思の弱さを表現してしまいますので言わないでおきましょう。
周りが見えなくなる!!
よく「集中すると周りが見えなくなる」という人がいますが、これもおススメできません。
集中力があることを伝えたいのでしょうが、
周りが見えない人と仕事したいですか?
スポーツでも高い集中力でも、冷静に周りを見れる能力が必要です。
仕事でのチームワークでも同じです。
職種によっては没頭することによって、良い成果を生む仕事もありますが、
複数の人間とコミュニケーションをとる職種の方は特に言わない方がベターでしょう。
人見知り!!
こちらもだいたいの職種で良いように捉えられるのは難しいでしょう。
「大人なんだから」と思われるのが関の山です。
長所に変換できる短所を伝えよう
とはいえ、「短所はありません。」では自己を客観視できていないことになるので、
伝えないといけないですね。
伝えるポイントは以下の3つです。
この性格は、仕事の上ではプラスに働いていると言い切る
例 「心配性」 → この性格のおかげでミスもなく、周囲からの信頼を得れてると思っています!
裏返せば長所や良い印象に変わることを言う
他の強みを伝えマイナス面の印象を打ち消す
例 「楽観的」 → ポジティブ・ストレスに負けなさそうという印象を与えれる可能性が高い。
そして例えば、営業職ではあれば、「数字へのこだわりが強い」という事をPRできていれば、
楽観的だからといって緊張が無い人間とは思われにくくする。
「短所は直らない」偏ったアドバイスかもやけど、
ストレートに弱みさらして、落ちる理由作るのもったいない。
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