【転職】大手志向の方が知るべき大手企業に勤めるデメリット!!

キャリアについて

 

  はちみつ  (求職者)
  はちみつ  (求職者)

あのー、せっかく転職するのであれば大企業に入りたいと思います。

またたび
またたび

もちろん、大企業はいい面もたくさんあるからな。

ちなみに、なんで大手企業がいいんや?

  はちみつ  (求職者)
  はちみつ  (求職者)

それは大企業の方が、安泰で残業も少ないでしょ?

またたび
またたび

うわー、そのイメージは怖いでー。
よくある企業で務めるイメージの勘違いと、
大企業で勤めるデメリットも知っといた方がいいな。
もちろんいい面も多いけどな。

 

大企業で務めるイメージの勘違い

転職の多くの方は、できるなら大手企業に入りたいと考える方は多いでしょう。

もちろん、大手企業の魅力はたくさんあります。

  • 年収ベースが中小企業よりも高い
  • 評価制度も明確で透明性がある
  • 福利厚生が充実している
  • 認知度の高い会社で働くこと自体を誇りに思える

しかし、もちろん良いことばかりでもないです。

私自体も現在大手企業で働いており、
且つ大手企業出身の方を多数転職支援してきた経験から
誤解されやすいイメージをお伝えいたします。

「大企業=ホワイト企業」は間違い

会社の規模が大きいのとホワイト企業であることはそれほど関係ない。

管理職に対するパワハラ防止研修や、有給取得に関する管理など
中小企業に比べ大企業の方がしっかりそのような機会を設けたり、管理をしているでしょう。

ただ実態として、大企業にもまだまだ離職率の高いパワハラ体質の会社は多数存在するのと、
人間関係に関しては、会社規模は関係ないので、
大企業というだけでホワイト企業と思うのは危険であると認識しましょう。

「大企業=残業が少ない」は間違い

業務を組織で分業化して、業務効率を高める動きに関しては大企業は優秀です。

しかし案件数や受注数・こなさないといけない仕事量も多いため
残業は多くなりがちで激務の会社も多い傾向にあります。

ワークライフバランス重視の方は、
その辺の実態をしっかり事前に確認することをおススメします。

「大企業=定年まで安泰」は間違い

これは特に声を大にして言いたいことです。

大企業に転職したからといって安泰というのは大きな間違いです。
特に若くても「次の会社を最後の会社にしたい」という方はまだまだ多く、
その思考をお持ちの方は、いかに今の時代にマッチしていないか認識する必要があります。

  • 終身雇用の崩壊は中小企業よりも先に来る(経団連やトヨタ・富士通が既に宣言)
  • 役職定年も早い (例:課長以下は52歳で役職が無くなる)
  • 社内出世競争も激しい環境

「大企業=雇用の安定」は間違い

そして、雇用の安定も信じ切ると怖い部分もあります。

大企業は倒産の可能性はたしかに低いかもしれませんが、
リストラというものは大手企業に付き物です。

またパナソニックやホンダ・メガバンクといった企業も早期退職者を募るほど、
人件費のかかる全ての40代以上を雇い続けることは不可能になっていることは心に留めておきましょう。

 

大企業で勤めるデメリット

次は、大企業で仕事をしていくでデメリットとなり得る可能性の高いことを紹介します。

教育制度・身につくスキル

大企業はおそらく中小企業に比べて、年間で教育制度に使う時間は多く、
教育制度が充実していると思う方が多いでしょう。たしかにそうです。

しかし日系の大企業の教育制度の中身は、
市場価値を無視した社内価値に重きをおいた教育制度となっていることが実態です。

JOBローテーション制度はその最たるもので、これは欧米企業では考えられない制度です。

戦略的に部署移動や担当業務の変更を行うことで、社内の様々な業務理解を深め、
部門横断的に社内で活躍できる方を育てるという趣旨です。

それ自体は悪いことではないですが、社内での顔も広くなり社内の理解には役立ちますが、
たちまち転職し社外に出た時にで何もできない人間になっている事もあります。

 

またたび
またたび

簡単にいえば、

スペシャリストより社内だけで通用するジェネラリスト教育をしがちってこと。

もう一つは、専門職種においても部署内での業務ごとの分業体制が多く、
業務範囲が狭いので、身につくスキルも限定的となりうる可能性もあります。

IT職種や、設計職、経理職など多くの専門職でその傾向が見られます。
大手→中小の転職したときに、意外と全体の流れをわかっていなかったと
苦労される方も多数見てきました。

 

裁量権が少ない

キャリア相談に乗っていると、仕事ができる方や役職の高い方ほど、
優先順位に裁量権を重視する方が多く、
裁量権を持てないことに遣り甲斐を感じずに転職を考える方も多数います。

裁量権を重視する方は、
中小企業より大企業の方が裁量権を発揮するのは難しいと心に留めておきましょう!

これはなんとなくイメージがつくと思いますが、

  • 社内規定・ルールができあがっていてそれに従うしかない
  • 経営との距離が遠すぎて声をあげれない (人によってはメリット)
  • 自分で仕事を選べない・会社から割り当てられる
  • 転勤や部署移動がある

 

またたび
またたび

毎日仕事する上で、
自分のやりたいようにできないって、まあまあ辛いよな

中途採用社員にチャンスが少ない会社もある

これは完全に社風によるので、あてはまらない会社もあります。

大企業の中には、プロパー(新卒からいる社員)を重宝して、
中途採用された方は、プロパーに比べて冷遇や出世しにくい会社もあります。

もちろん大企業に限った話ではなく中小企業でもあり得る話なのですが、
大企業の方が、出世までにかかる年数の規定もある会社が多く、
出世という点では、中小企業に比べてよりパワーが必要になってきます。

誰しも、離職率の低い会社を求めますが、
離職率の低い会社ほど、プロパーの根城になっているケースが多いので、
そういった会社で中途採用の方が幹部クラスまで出世することはよほどの力がない限り、
チャンスが少ないといえるでしょう。

逆にある程度、入れ替わりのある会社ほど、中途採用の方が出世しやすい傾向もあるので、
そのバランスを見極めるのは大事ですね。

入社前にも社風を確認できる時代なので、情報をしっかり得て会社を選びましょう。

 

またたび
またたび

大企業はいいところもいっぱいあるけど、

「大企業に入れば安泰」っていうのは絶対違う!! 怖いでー

ほんで社内より市場価値に重きを置く時代であることは、心に留めといてな!!

 

 

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