管理職とか責任だけ重くなるし、
ずっと平社員でいれたらいいなーって思ってます。
20代・30代の子はそんな志向の子多いなー。
ストレスかかるし、管理職になってもそんなに割に合わないっしょ。
なんか残業代とかも出ないっていうし。
せやけど、今のまま40代・50代になった時の
未来を想像したうえで、その選択はした方がいいで。
今の会社で長続きしない可能性や、市場での価値にも影響するからな。
出世したくない20代・30代 激増!
20代・30代の若者の約6割が「出世したくない」と考えていて、
むしろ多数派意見となっています。
- 重たい責任を負いたくない
- ストレスが強くかかりそう
- 家庭やプライベートの時間が減るのか嫌
- 残業代も出ないし
- 部下を教育する自信ない
- いつか起業するからこの会社で出世する必要ない
- 資産が実はたくさんあるから、そんなに稼がなくてよい
- 副業が調子いいので、本業はのんびり仕事していきた
理由や背景は人それぞれだと思います。
生き方や価値観を否定することは致しませんが、
人生100年時代・キャリアを真剣に考えるうえで
40代や50代になって出世していない姿を一度リアルに想像して頂くことは大事かと考えます。
出世せずに40代になったら
会社員でこのまま楽にいこうっていうのは、時代は変わっても結構無理があります。
出世をしないデメリットをお伝えしてきます。
だいたい職場での居心地が悪くなっていく
- 同期は出世していき、同期が上司になる。
- 後輩も出世していき、後輩が上司になる。
- 周囲から仕事ができないイメージがつく。
- 腫れ物を触るようなイメージを持たれる。
- 周囲から仕事の協力を得られず、成果もあげにくい。
と、このような状況になって自尊心を保ち続けるのが難しくなるでしょう。
裁量権が大きくならないので、仕事の遣り甲斐を得にくくなる
仕事の幸福度を得るうえで、とても重要な要素が、仕事を進めていく上での裁量権です。
出世のメリットとしては、裁量権や権限が大きくなるので、
それに伴って仕事の遣り甲斐や達成感も大きくなると言われています。
一方で
変わらない裁量権で長年過ごすことで、
仕事のモチベーションを維持するのは難しいと言えるでしょう。
年功序列の会社ではリストラ対象になりやすい
年功序列の会社で
「出世しなくても少しずつ年収上がってるしいいや」っと思っている方は特に注意が必要です。
会社の業績が立ちゆかなくなった時に、真っ先にリストラの対象になります。
皆様が経営者だったとしたら、どちらが不要に感じますか?
・20代の給料の安い方と、
・40代で給料が高いのに大きな仕事をしていない方
転職市場での価値も低い
居心地が悪くなったり、リストラの対象になったりで、
「じゃあ、転職するかー」と思っても、良い転職をできる確率は一般的に低いでしょう。
転職市場でも年齢相応の経験を求められるからです。
- この経験で、その年収は出せない
- 配属先の課長よりも、年齢が高いから課長がやりにくいだろうし不採用
- 現職でも評価されていないから、きっと仕事できないだろう
管理職が嫌なら、エキスパートを目指せ!!
それでも管理職にはなりたくないという方は多いでしょうし、適正として不向きもあります。
今の時代は、それでも生き残る方法があります。
それは、専門職を高いレベルで極めるエキスパートになることです。
管理職でなくても、専門性の高い職種であれば、
キャリアステップもありますし、市場からも高い評価を受けやすいでしょう。
会社にもよりますが、
人事制度として、途中からマネジメントコースかエキスパートコースを選べるところもあります。
会社員はこれからも続けていきたい、
でも、管理職にはどうしてもなりたくないって方は、
できるだけ若いうちに専門性の高い職種に転職することをおススメします。
サラリーマンを続けるなら、どのみち生き残るのに楽な道はないってこと。
だから、年収とか休みとかの条件だけで転職したらあかんでー。
キャリアを考えることが最重要!!
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